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成果主義人事制度をつくる

３０日でつくれる人事制度だから業績向上が実現できる

「人事制度は難しい」

「本も読んだし、セミナーへも参加した」

人事制度づくりを始めた社長が取る行動は決まっています。 私も25年以上も前に人事制度をつくったときには、そのように感じました。
しかし、諦めることのできない理由がありました。

　 社員が定着しない（平均勤続年数３年）
　 特に優秀な社員はすぐ辞める
　 無断欠勤が多く、叱ることを諦める
　 １年中賃金の問題が発生している
　 管理者が、部下の教育指導ができない

社員が増える度に、この問題は大きくなったのです。
このような人事上の問題が発生している会社には１つの特徴があります。労働分配率が悪化することです。売上高が増えるに従い、社員も増えても喜んではいられません。
労働分配率が67%になりました。

この業界の適性労働分配率が55%でしたから、既に赤信号です。これでは存続すら厳しくなります。

そこで、待ったなしの人事制度をスタートさせたのです。それもコンサルティング会社に依頼したのではありません。顧問の税理士さんからもらった人事制度のサンプルは大手製造業のものでした。役に立ちません。

自分たちでつくったのです。

「そんなに簡単に人事制度がつくれるのだろうか」
この疑問がまず、間違っています。

どうして簡単につくれる人事制度にしないのでしょう。

難しくつくってしまって、机の中に眠っている人事制度は中小企業だけではありません。
大企業ですら、同じ状態です。

その実態を10年以上も見てきました。
人事制度は簡単につくるべきなのです。

そのノウハウを、この本に書きました。
特に、この本は次の方に読んでいただきたいと思います。

→ これから人事制度をつくる経営者・経営幹部の皆さん
→ 今まで人事制度づくりに失敗してしまった経営者・経営幹部の皆さん
→ 中小企業の人事制度づくりを指導している専門家

どうしても、この方々にこの本を読んで欲しい理由があります。

それはこの本を読めば、人事制度をつくる目的が、明らかになるからです。

この目的を曖昧なままに人事制度をつくると100%失敗します。99%ではありません。100%です。

昇給や賞与を決めるためではありません。人事制度づくりに失敗したといって嘆いている余裕はありません。社員が成長できなくなっている恐れがあります。すぐ、この本を読んで人事制度づくりを始めてください。けっして難しくないことに気がつくでしょう。

今まで立派に社員を育ててきた
そのノウハウは、経営者・経営幹部の頭の中にギッシリ詰まっています。
そのノウハウは、人事コンサルタントは足元にも及びません。
そのノウハウを、人事コンサルタントに頼らないでください。

そのノウハウが形になると、それが人事制度です。

（１）社員をどう評価するか。
（２）その評価をどのように昇給・賞与とリンクするか
（３）その評価をどのように昇進昇格にリンクするか

それだけです。

わからないことは、安心して捨ててください。御社には役に立つことはないでしょう。
経営の鉄則は、わかりやすいことです。まったく人事についても同様のことです。

この本は、中小企業の人事制度の指導の実践の中で生まれました。そのため、 学者を目指す人には物足りないでしょう。その分、一気に読めます。多分、一気に最後まで読める最初の本になるでしょう。

「事業は人なり」人を育てる仕組みがこの本の中にあります。仕組みは社員数が10人以上になったら必要になります。 中小企業経営者の必読の書です。
株式会社魚力　　元会長　山田勝弘氏

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売上高30億円の規模まで自分の発想や勢いで社員を引っ張ってきました。しかしそのやり方に限界を感じ始めた時、 この本がこれからの方向性を示してくれました。
株式会社マイベストホーム　　代表取締役　相澤宏紀氏

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経営者がやらねばならない事やってはいけない事が具体的に示されており、 社員にとっても経営者にとってもハッピーな実践書として何度も読み返したくなりました。
株式会社五島トラベル　　代表取締役　五島潔氏

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この本は、世間一般に考えられている「成果主義」の本ではありません。

「成果」を上げた人だけ評価し、 昇給・賞与を増やすことをすすめる気はありません。成果の上がらない社員を切り捨てるための本ではありません。

社員に「成果」を上げさせるための人事制度です。 読了後には、御社の人事制度のフレームワークができあがっていることでしょう。